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吉行淳之介訳の好色一代男、好色五人女2巻セット日本語での文学作品。【稀少本】
- タイトル: 好色一代男 【初版本】
・タイトル:好色五人女 【初版本】
- 著者: 吉行淳之介訳
- ジャンル: 文学
- 言語: 日本語
- 状態: 良好
・好色一代男
昭和五十六年六月二十日 初版発行
最高の訳者をえて現代によみがえる稀代の遊蕩児世之介の物語
匂い立つような現代語訳
井上ひさし
西鶴は難解をもって鳴る。特に彼の処女作「好色一代男」はむずかしい。…このむずかしい「好色一代男」が、このたびみごとな現代日本語で装いなおされて、身近なものとなった。
「江戸時代の文章を今様にちょいと書き替える」というような安直な作業ではなく、俳諧師の、情報貯蔵量のべらぼうに多い、曲がりくねった文体と、訳者の持つ文体との正面衝突という、これはかなり危険な作業なのだ。西鶴の文体に組み伏せられてしまうと、埋蔵された情報を羅列するのに忙しく、間のびした文章になってしまうだらう。そこで訳者は、西鶴の文体を自分の文体のなかへ取り込んでしまった。
この危険な冒険に訳者はみごとに成功している。匂い立つような現代語のなかに西鶴がたしかにいるのだ。
(「朝日新聞」文芸時評より)
・好色五人女
昭和五十七年四月二十日 初版発行
お夏清十郎、八百屋お七など世に背き生命をかけた哀しい恋の物語
これは「好色一代男」の訳者と対を成すものである。いや、むしろ「一代男」を大刀とすれば「五人女」は脇差といったところだろう。…当時の実話を材料にしたこの五つの話は、描写は露骨にわたらず、微妙な陰翳をもつ色気がありユーモアもある。読者には、ストレートにこの話を愉しんでもらいたい。 (「あとがき」より)
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